今回はユーザにセル範囲指定をさせる方法を紹介します。マウスでセル範囲指定するとRangeオブジェクトでデータを取得することができます。Rangeオブジェクトさえ取得できれば、あとは自由に処理ができますね。
ポイントは、Application.InputBoxとType:=8になります。説明するほどでもないですね。
サンプルプログラムを実行するとダイヤログが表示されますので、マウスでセルを適当に選択してください。
サンプルプログラムを実行するとダイヤログが表示されますので、マウスでセルを適当に選択してください。
On Error Resume Nextとしているのは、キャンセルが押されたときにFalseが返却され実行時エラーとなってしまうためです。
サンプルプログラム
Option Explicit
Sub sample()
Dim r As range
On Error Resume Next
Set r = Application.InputBox("マウスでセル範囲指定をしてください", Type:=8)
If r Is Nothing Then
Debug.Print "キャンセルが押されました"
Else
Debug.Print r.Address
End If
End Sub