以下記事で紹介した差し込み印刷で大量のPDFファイルが作成されると、日付フォルダなどに分別して保存したい場合があると思います。今回はVBAでフォルダを作成・削除する方法を紹介します。
フォルダ作成はMkdir、フォルダ削除はRmDirとなります。Dirでフォルダ存在チェックをしています。フォルダの2重作成や、存在しないフォルダを削除すると以下のエラーが発生します。実行時にフォルダの存在有無が決まっていない場合はDirでチェックをするのが良いと思います
2重作成時のエラー「実行時エラー’75’:パス名が無効です」
存在しないフォルダの削除「実行時エラー’76’:パスが見つかりません。」
サンプルプログラム
Option Explicit
Sub sample()
Dim name As String
name = "d:\tmp\tmp" '絶対パス指定
' "d:\tmp\tmp"フォルダがなければ作成する
If dir(name, vbDirectory) = "" Then
MkDir name
End If
' "d:\tmp\tmp"フォルダがあれば削除する
If dir(name, vbDirectory) <> "" Then
RmDir name
End If
name = "sampleFolder" '相対パス指定
' カレントフォルダにsampleFolderフォルダがなければ作成する
If dir(name, vbDirectory) = "" Then
MkDir name
End If
' カレントフォルダにsampleFolderフォルダがあれば削除する
If dir(name, vbDirectory) <> "" Then
RmDir name
End If
End Sub